ウンドル村小学校事情

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火事で焼失したウンドル村小学校の再建をみんなの手で実現させよう

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中国黒龍江省泰来県ウンドル村には、人口は515人が居住、モンゴル人が全体の73%を占め、10%を占める満州人もモンゴル語を母語として学び、学校は1947年に設立され、多くの人材を育てた歴史をもつ。全校生は40名程度、母語であるモンゴル語を勉強できる唯一のモンゴル族小学校で、村の周辺には中国語が話されている状況です。火事によって、子供たちを小学校3年生から別の3キロも離れている村の学校に通わせるようになりました。モンゴル族の子どもたちが母語であるモンゴル語を学ぶことができなくなり、言葉もあまり通じない状態で、先生の教えていることを完全に理解できていない状態です。

ウンドル村モンゴル族小学校を再建する意義

モンゴル人が居住する少数民族の村―ウンドル村が長い歴史を持ち、隣の村に居住する漢民族とは生活、風俗習慣が異なっており、特に言葉が違っております。学校に入学時から、最初は言語の面での障害が存在します。母語であるモンゴル語が家庭言語であったため、それを乗り越える方法としては、バイリンガルであるモンゴル人の教師が必要です。要するにモンゴル族小学校での教育は大変必要です。したがって、モンゴル族小学校を再建することが求められています。

一方、中国においては、少数民族が自分の母語を学ぶことが許可され、母語を学ぶ権利が与えられています。従って、ウンドル村の人々がモンゴル族小学校を再建し、モンゴル語を学ぶことを強く希望しています。現在、小学校3年生から別の村に通わせ、言葉の面で障害が起り、児童の成績が下がりはじめたということです。民族間の習慣と言葉の違いにより、児童たちの間に誤解を招いたり、喧嘩をしたりすることがしばしばみられるようになったそうです。3キロ以上の距離があるところで児童たちが通っているため、雨の日、雪の日、寒い日をどう乗り越えればよいのかと親たちが心配しています。以上のような様々な事情をみると、ウンドル村のモンゴル族小学校を再建することが非常に重要な意義を持っていることがわかります。

学校を再建することが可能なのか

この村には農業が主要な財政収入源になっています。当地政府は、村民の資金で校舎を再建することができれば、少数民族の資金を少し投入できるということを約束しました。このため、母校出身者在日留学生3名が中心になって学校再建委員会を結成し、2005年9月に子供達が学校に戻れるために立ち上がりました。ご支援ください。

後援:東武練馬コスモスの会(代表 下山田芳子)
東アジア社会教育研究会(代表 小林文人)
板橋区議会議員:河野 雄紀 
フフ・モンゴル・オドム(代表:套格図)