去る2021年12月19日（日）東京都立大学にて【第32回モンゴル民族文化基金学術交流会】を開催いたしました。当日は直接ご来場いただいた方、日本国内外よりZOOMオンラインでのご参加の方など100名ほどの方にお集まりいただきました。
◼ 【前半の部】：
はじめに、当基金の理事長ムンクバートル Munkhbaatar より 開会の挨拶がありました。その後、二木博史先生と荒井幸康先生両氏より「２０世紀前半に日本の軍部がモンゴル地域で作成した諸地図（外邦図）について 」、「モンゴル諸族における言語の維持 について 」 特別講演をいただきました 。心より感謝申し上げます。
また、オンラインでご参加くださいましたロシア 連邦 G.V. プレハーノフ 記念 ロシア 経済大学 (РЭА) 経済学博士Гиляна Федотова教授 よりご 挨拶 を 頂戴 し 、 日本国内外の多分野で活躍されているモンゴル人青年2名より、これまでの研究成果をモンゴル語でご発表いただきました。 発表終了後、進行役のもと学術テーマにふさわしい質疑応答の時間が設けられました。
◼ 【後半の部】：
まず、2021年度「MUSS奨学金 ＆ MUSS特別奨励金」に応募された多数の在日モンゴル人留学生の中から、「MUSS奨学金」10名、「MUSS特別奨励金」11名の授与式を行い、4名奨学生より各自の学習研究成果を母語で発表されました。2017年度から始まった「MUSS奨学金」はこれまでに計46名に授与し、コロナ影響で昨年度から始まった「MUSS特別奨励金」は計32名に授与しております。数多くのスポンサーの皆様の暖かいご支援に心より感謝申しあげます
次いで、初年度【Minii Mongol 絵を描きましょう】MUSS 子どもイベントに応募の89名の作品の中から「MUSS Lucky Family」抽選会を行い、 USJ（ユニバーサルスタジオジャパン）のチケットを１家族様に進呈致しました。終わりに、当基金の副理事長ナリス Naris より 閉会の挨拶がありました。
このコロナ禍において、本基金今年度のすべての行事を無事終えることができたのは、皆様のおかげにほかなりません。何よりも、当基金の趣旨であるモンゴル文化の振興と民族文化を大切にした次世代の育成および支援に対し、日頃より深いご理解とご厚情をいただき誠にありがとうございます。基金理事一同、改めて心より感謝申し上げます。
コロナの終息が見えない中、まだまだ気の抜けない日々が続きますが、どうかご自愛くださいませ。
来年も引き続き当基金をどうぞよろしくお願い致します。よいお年をお迎えください。
2021年12月21日
モンゴル民族文化基金
理事長 ムンクバートル/Munkhbaatar (PhD)
集合写真
奨学生達（写真集1）
奨学生達（写真集2）
奨学生達（写真集3）
二木先生による当選者決定
